こんにちは、アリシアです。

夏ですね。

今回は、看板のリニューアルのお話です。

思い入れのある看板や大切に使ってきたのれん、食器や家具、装飾品など、古き良きものを大切に使い続ける姿勢は素敵です。すでにあるお店のイメージを守ることは、とても重要なことです。しかし、大切なお客さんを飽きさせないためには、小さなリニューアルやアップデートし続けるのがミソだそうです。

お客さんに、ずっと「スキ♡」でいてもらうには、ひと目見たときに、「あれ？なんか変わった？」と新鮮に感じてもらうのが理想です。建物が元と同じ色に塗り替えられていたり、看板のデザインが同じでも、新しくなっているとなんとなく変化に気づいたりすることってありますよね。

今回ご紹介するのは、岸和田市と泉大津市に店舗を構える、「焼肉とっちゃん」さん。
創業はなんと１９８３年。「美味しいお肉をお手頃価格で」をコンセプトに、店の内装にもこだわっており、細かい仕掛けがおもしろい！もちろん、焼肉の味も最高です。

今回は、泉大津店の壁面看板をリニューアルしました。看板のデザインをご支給いただき、アリシアは制作と設置をおこないました。

ロードサイドの壁面看板リニューアル

食べ物の写真を使った看板は、お客さんの食欲をそそり、飲食店の集客に効果的です。しかし、せっかく綺麗な写真を使っていても、色あせた状態で放置してしまうと印象を下げてしまいます。

フェンスの道路側に設置されている壁面看板。日照時間が長く、かなり色あせていました。ラミネートフィルムのひび割れも目立ちます。

↑ ちなみにこれは、同じ看板のウラ面です。
オモテ面と同じタイミングで設置しましたが、こちらの面は比較的日照時間が短いです。このことから、設置する場所によって劣化の速度が大きく違うことがわかります。

◆アリシアでは、劣化が比較的早いと思われる場所には長期耐候素材を使用することをおすすめしています。看板の材料は、メーカーや商品によって推奨されている耐用年数はさまざまです。もちろん長期耐候素材のほうが金額は高くなりますが、長い目で見てコスパが良いのは明らかです。

＜before&after＞

新しく制作した看板を、もとの看板の上に貼り付けました。
見ているだけでお腹が鳴ってしまいそう。写真を使った看板の本来の役目である、食欲をそそる看板に生まれ変わりました！

建物の壁面看板リニューアル

続いてリニューアルするのは、こちらの存在感ばつぐんな壁面看板。
店舗が角地にあることもあり、しっかり目印として役目を果たしています。
今回は、劣化が激しかった店舗正面の壁面看板をリニューアルしました。
かなり目立つ、この壁面看板。少しの汚れや色あせも、同じようにかなり目立ってしまいます。

◆今回の壁面看板は2400×3000ミリメートルのビッグサイズ。1200×3000ミリメートルの板を２枚貼り合わせます。
２枚が合わさる部分には、裏からアルミ板を貼り付けています。２枚の板をフラットに貼り合わせるための工夫です。

＜before&after＞

美しさを取り戻し、「昭和大衆レトロ感」が感じられる新しいデザインに生まれ変わりました。

まとめ

今回看板をリニューアルされた、焼肉とっちゃんオーナーの岡村さんによると、飲食店は、「少なくとも７年に一度くらいは何かしらのリニューアルをする必要がある」そうです。
看板を新しくしたり、建物を塗り替えたり、食器を新しくしてみたり、照明の色を変えてみたり。
そんな小さなことで？と思う方もいらっしゃると思いますが、お客さんは思っているより変化に敏感だったりします。

とにかくこだわりの強い岡村さん。アリシアは、こだわりが強いひとが大好きです。
お店への愛情いっぱいな岡村さんの役に立ちたい！と心から思いながら関わらせていただいています。いつも有難うございます。

とっちゃんは、「昭和大衆レトロ感あふれる焼肉屋感」をコンセプトとして持っておられ、とっちゃんらしい焼肉スタイルを大事にされています。
一度とっちゃんの焼き肉を食べれば、ファンになること間違いなし。

そもそも看板は、お金をかけて貰いづらい存在です。メンテナンスやリニューアルなんて、そこまで頭も予算も回らんわ！というのはよくあるお話です。
お店の見た目の印象を大きく左右する「看板」。あなたのお店の看板は今、魅力を最大限に宣伝してくれていますか？

今回ご紹介したのは、すでにある看板をより良いものにリニューアルするという事例でした。
印象を大きく変えたいのであれば、ガラッとリニューアル、リブランディングしてみるのも一つの方法だと思います。

看板やファサード（店舗前面）の企画・デザインから制作・施工はもちろん、販促物の制作、写真・動画の撮影まで。なんでもできちゃう、アリシアです。ワンストップだからこそ、一貫したブランディングが可能なんです。

ご相談、いつでもお待ちしています。

最後まで読んでいただき、有難うございました！