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見て・いい・入る |集客における看板の即効性
こんばんは、アリシアです。
「集客」というと、今やSNSなどのデジタルマーケティングが主流です。
一方で、アナログな集客方法である「看板」の即効性と独自のメリットは揺るぎません。
看板は、「見て・いい・入る」という即効性の高さから、集客において高い効果を発揮します。
看板集客とデジタル集客を比較して、消費者の心をつかんで愛されるブランドであり続けるための、サインでのブランド戦略を探ります。
見て「いい」と思ったら、すぐに行動。
看板集客の即効性の秘密
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現在、お昼の13時。
お腹がペコペコなあなたは、お昼ご飯をサクッと食べられるお店を探しています。
ふと目に入ってきた黄色い看板には「中華飯店」の文字と、「新規オープン」の黄色いのぼり旗。
そして、店外にまで漂う中華料理のいい香り。
ピーク時間を過ぎた店内はそれほど混雑しておらず、よく見ると中で働く店員さんの笑顔がイキイキしている。
「なんかいいな」
そう感じたあなたは、入口に誘われていきます…
“
さて、看板を見てから入口に入るまでに、一体どれほどの時間がかかったでしょうか。
看板の即効性と判断までの迅速さ
「メラビアンの法則」を例とすると、看板は「視覚情報55%」+「言語情報7%」という割合で心理的に影響を与えています。魅力的なデザインや魅力的なメッセージを発する看板は、見た人に好感を与え、行動を促します。
看板を見て「良い!」と思ってもらうことができれば、その場にいる消費者が、その場で瞬時に行動を判断できるため、入口のドアを開けるまでの思考のコストがかかりません。
一方SNS広告やデジタルマーケティングでは、強いインパクトを与えることはできても、実店舗への集客に対する即効性はそれほど高くありません。
「このお店をSNSで知る」お客さまと
「お店の前をたまたま通りかかった」お客さま
どちらの方が来店の可能性が高いかは、安易に想像がつくことです。
看板で集客効果を発揮するためには
・どんなお客さまに、どんなシーンで利用してほしいか
・出した看板を一番よく見てもらえる場所はどこか
・看板で何を伝えたいか
・デザイン的に、どのような印象を与えたいか
少なくともこれらの要素が揃ってはじめて、
看板を「見る」 → 「いい」と感じる → 行動(入店)する
という行動を促すことができます。
まとめ
デジタルマーケティングが台頭する中で、消費者が見て「いい」と思った瞬間に行動に移してもらえる、即効性の高い「看板」は集客において重要な役割を果たします。
とは言いつつも、SNS集客やデジタルマーケティングは今や必須です。
リアルとデジタル、両方で顧客にアプローチするのが、集客の肝になります。
リアルでもデジタルでも、パッと見て「いい」と思わせるデザインやメッセージは、消費者に好感を持ってもらうために非常に重要な要素です。しかし、発信するメッセージに一貫性がなかったり、色やフォント、トーンがバラバラだと不信感を与えかねません。
一貫性を保つことは、ブランドに対する信頼感を高め、再来店を促す要因となります。
また、消費者がはじめに目にした要素とサービスの質が一貫していて、期待される以上のものを提供することで、また来たい!と思ってもらえるブランドになります。
誰のために、何のためにメッセージを発し、コミュニケーションをとるのか。
わたしたちは、ツールにとらわれず企業と社会のコミュニケーションをデザインします。
「店舗改装を検討しているけれど、どこに相談すればいいのかわからない。」
「今出している看板、なんか違う気がする。」
「SNSやってみたけど、一向に効果が出ない。問題はどこ?」など。
集客に関わる課題を抱えているそこのあなた!
【滾る思いで、想像を超える。】アリシアにご相談ください。
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