Case Studies制作事例
Restaurant / 飲食店居酒屋匠
遠目でパッと見ただけで業態がわかるファサードの企画
◆開業支援/移転オープン
〈看板の企画・デザイン・制作・施工〉
◆取り組み
1)外壁の塗り替え
2)軒看板(アクリル板)
3)壁面看板(カルプサイン・アルミ複合板サイン)
1)外壁の塗り替え
ビルの1Fテナントとして存在する店舗。外壁のカラーを統一することにより店舗の領域を示し、既存よりも広く見せることができると考えた。
また、今よりも情報を整理して統一感を出したかった。視線が散ることを避け、看板の効果を引き上げたかった。
本案件は特に、数十メートル離れた場所からでも居酒屋とわかってもらう必要があったので、重要なポイントとなった。
2)軒看板
軒看板は交通量の多い反対車線の歩道からよく見えることに気づいた。ということは、そちらから消費者を誘導する必要がある。
遠目でパッと見ただけで業態がわかるようにした。また側部にも「居酒屋」と表記し、歩道を歩いてくる人にPRする。
壁面から60CM程突き出ているが、看板面としてはそれほど大きいわけではない。しかし歩行者からすると、自分が歩く方向に対してずっと視界に入ってくる情報である。小さいとはいえ侮れない。
3)壁面看板
店舗の正面と側面の壁面にアルミ複合板サインとカルプサインを設置。角地の特徴を活かし、店舗の角にキャッチコピーを設置、通行人の目を惹きつける。
現地調査の際、近くを通る人にPRできるのはこの場所が有効であると推察した。ヒアリングの中からクライアントが大切にしている思いに触れた。
味やサービスには自信があるから、まずはいっぺん来てほしいと。それをシンプルに伝えようとなった。
◆本案件で気をつけたポイントは、情報を整理しシンプルにメッセージを発信すること。
「かっこいい」や「おしゃれ」も時には必要だが、伝わらなければ意味がない。
それに、かえって顧客の期待に沿わなかったり、高級感を出しすぎてしまったりとブランド要素の不一致につながることもある。
クライアントが何を求めているのか、また何が必要なのか。しっかりと見極めていく必要がある。
- 社名・店舗名
- 居酒屋匠
- 業種
- 飲食店、居酒屋
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